このページでは、Cloud Firestore のエディションとその主な機能について説明します。Cloud Firestore は次のエディションで利用できます。
- Standard エディション: 多数のプログラミング言語に対応した Fluent SDK、リアルタイムとオフラインのサポート、単一リージョンとマルチリージョン構成での高可用性、シームレスな自動スケーリングを備えた便利なサーバーレス オペレーション モデルなど、ドキュメント データベースとして包括的な機能スイートを提供します。
- Enterprise エディション: MongoDB 互換性のほか、より多くの機能をサポートし、上限を引き上げた新しいクエリエンジンを提供します。
エディションの機能
次の表に、各エディションで利用できる機能を示します。
標準 | Enterprise | |
---|---|---|
クエリエンジン | 標準 | 高度 |
ネイティブ モードでサーバーサイドの Cloud Firestore、ウェブ SDK、モバイル SDK をサポート | ○ | |
リアルタイム機能とオフライン機能をサポート | ○ | |
MongoDB 互換の Cloud Firestore をサポート | いいえ | ○ |
オブザーバビリティ |
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データ保護 |
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暗号化 |
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ストレージ | ハイブリッド ストレージ(SSD と HDD) | SSD |
確約利用割引 | 1 年間で 20%、3 年間で 40% | 1 年間で 20%、3 年間で 40% |
ドキュメントのサイズの上限 | 1 MiB | 4 MiB |
ご対応のお願い
Cloud Firestore データベースのエディションを選択していない場合、自動的に Standard エディションにアップグレードされます。ユーザー側で変更を行う必要はありません。新しい Cloud Firestore Enterprise エディション データベースを作成する場合は、MongoDB 互換の Cloud Firestore データベースを作成するの手順に沿って操作します。
料金
Cloud Firestore エディションの料金については、Enterprise エディションと Standard エディションの料金ページをご覧ください。